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外国為替市場

中国における携帯電話(ちゅうごくにおけるけいたいでんわ)について解説する。中国では10億人を超える大量の人口を抱えており、2009年7月現在で携帯電話の契約数は7億300万件に達したとされている"携帯電話の契約者数が7億を突破-中国"、2009年09月03日11:33配信、サーチナ(2009年9月29日閲覧)。。本ページの記述は、特に断らない限り、大陸部での携帯電話についてのものである。歴史的な経緯より、香港、台湾は、大陸部とは異なる、独自の発展経過をたどった。

中国移動通信支店で3G [[TD-SCDMA 電話端末を展示(中国大連で撮影、2010年2月)外国の会社の端末が人気。2006年発売のMotorola RAZRは一世を風靡した。(GSM用)
Nokia E71も人気で、さまざまなソフトが[[サードパーティーから出ている。(GSM/W-CDMA用)Apple iPhoneも徐々に人気。(W-CDMA用)

歴史


中国の携帯電話は1995年に郵電部がGSMにより開始し、1996年に全国網がほぼ完成している。 百度百科:中国移動電信の企業大事記 (中国語) 2000年には中国郵電電信総局(China Telecom)から固定電話会社と携帯電話2社が独立し、2002年には固定電話会社は南北2社に分割された。北京オリンピックが行われた2008年までは、次の会社から携帯電話サービスが提供されていた。

本来はそれぞれ長江以南、長江より北の地域の固定電話会社で、PHS(中国語名称は「小霊通」)はこれら2社が発展著しい携帯電話市場に参加できる手段として使われた。

各社のシェアは中国移動通信(GSMを利用)が圧倒的に強く、次いで中国聯合通信(GSMが2/3でCDMAが1/3)、それから後で始まった固定電話会社2社(PHS)であった。中国では巨大な人口を抱えながらも、固定電話のインフラが整っていない地域があるなどの事情もあり、近年は携帯電話保有台数の急増が続いている。2007年11月現在には、年間販売台数、年間生産台数ともに、世界一になり、契約数は2009年7月現在7億件を超えている

現在の携帯電話サービス会社


北京オリンピックがあった2008年、4月から中国移動通信は中国独自のTD-SCDMAによる第三世代携帯電話(3G)の公開テストが主要8都市で行われた。同年12月に翌年の3G本免許を前にして、電気通信会社の大編成が行なわれた。

中国移動通信のGSMサービスを引き継ぎ、中国鉄道通信も合併し、3GはTD-SCDMAを使う。

中国聯合通信のGSMサービスを引き継ぎ、旧中国網路通信の業務(中国北部の固定電話サービスとすべてのPHSサービス)を合併し、3GはW-CDMAを利用する。

これまでの中国南部の固定電話サービスを引き継ぎ、旧中国聯合通信のCDMAサービスを引き受け、3GはCDMA2000で展開する。

以上3社は、2009年に3Gの本免許を与えられて、同年3Gサービスを開始した。

中国の携帯電話産業


広い国土の中国で携帯電話サービスをするには、携帯電話に関する研究機関、電話網を設置する会社などなど、膨大な機関・企業が関係している。無線通信は現在、国務院工業和信息化部工業和信息化部()の管理下にある。3GTD-SCDMA技術については、もともと郵電部電信科学技術研究院で開発され、現在は大唐電信科技()で開発が継続されている。 TD-SCDMA (中国語)電話網の設置には携帯電話サービス会社3社以外に、国内会社も外国会社も多く関係している。


また、こうした中国の携帯電話産業は国内だけでなく、アジアパキスタンなど)・アフリカエチオピアなど)の諸国を中心に、海外での電話網の構築もキーターンキー方式で手掛けていて、国際的な経験も豊富になってきている。

端末


マーケットサイズが巨大であるため、ハイエンドからローエンドまで、国内会社・海外会社の多種多様な端末が提供されている。

北京に研究所と工場、南京に工場がある

天津に工場がある

iPhoneが2009年から中国聯合通信用にに販売されている。WiFiを使えないようにロックしている。

中国聯合通信向けのAndroid搭載端末(モトローラサムスンから発売)2010年1月発売予定であったが、延期された。 Yahoo!ニュース:.米グーグル、中国での携帯電話販売を延期


スマートフォンで有名。

欧米および韓国メーカのシェアが高い。日本の携帯電話メーカーは、ソニーの合弁会社を除き、各社進出していたが、2008年1月の京セラの撤退発表をもって大陸では全滅となった。しかし、2008年6月、シャープは、ソフトバンクモバイル920SHをベースとしたSH9010Cで、中国市場に参入した。

新機能、新スタイルの端末は発売当初は値段が高く、次第に実勢価格が下がり、1・2年後には半値以下になることがよくある。また、SIMカードを2つ入れられる端末も使われている。これはPHSサービス値段が安くなった、CDMAが中国電信に移ってから電波が届きにくくなったなど、さまざまな理由で使われている。

端末選び

日本とは違い、キャリアと端末がほぼ完全に分離されている。そのため携帯端末とキャリアをそれぞれ選ぶことになる。インセンティブがないため高性能端末は価格も高く、一般的なサラリーマンの月収の倍以上の端末も珍しくない。キャリアによっては日本と同じように数年契約をすることで端末価格を割り引くことも行われている。

端末を購入するには道端の露天のようなところから、キャリア直営の大規模な販売店まであるが、保障などを考えると有名電気店やキャリアの営業所などで購入する事が望ましい。また、電子城または手機広場などと呼ばれる携帯電話マーケットなどへ行き、購入してもよい。どこの携帯電話サービス会社のサービスを受けるかも多少考えながら機種を選び、次に携帯会社とサービスを選ぶ。中古の携帯端末市場も発達していて、それを利用する人たちも多い。最近はインターネットで端末の取引をする人たちも多い。

海外から自分の携帯を持ち込み、中国で携帯電話サービスを受けて(つまり中国のSIMカードを入手して)そのまま使う人も多い。また、海外で売っている携帯端末を中国語で使えるようにして中国で販売するルートもあり(こうした製品は「水貨=シュイフォ」と呼ぶ)、壊れた場合のメンテナンスには問題はあるが、そうした製品を使う人もいる。

各言語の入力


中国語入力システムには、ローマ字を使うピン音入力方法で中国語簡体字が一般に使われている。ほとんどの機種は香港台湾で使われている中国語繁体字も表示することはできる。機種によっては、五筆輸入法Wubi method)や画面に小型ペンで字を書いて入力する方法、T9のような入力方式なども使われている。英語モードにすると、英語の先取りタイプ(Type ahead)または自働タイプ(automatic typing)と呼ばれる様式で、例えば「sch」までをタイプすると「school」、「scholar」、「scholarship」などの単語が表示されて、タイプ途中で完成した単語を選べる方式が搭載されている。

日本語入力システムは中国で販売されている携帯電話では一般に搭載されていないが、ヨーロッパノキアソニー・エリクソンの最近の機種はおおむね日本語も表示することはできる。日本語を入力するには、 アップルiPhoneが2009年から中国でも中国聯通用に発売されたため、これで中国語・日本語・その他の言語を使う人も出てきた。また、Windows MobileやSymbian OS搭載の端末では入力システムを追加して使うこともできる。特にNokiaのS60搭載端末用に「+J for S60」が販売されている。日本からGSMやW-CDMA端末を持ち込み、SIMロックを解除することで日本語入力システムを使うこともできるが、簡体字が入力・表示できず中国語端末とのSMSが使えないため注意が必要である。また、すべてのGSMやW-CDMA端末でSIMロックが解除できるわけではない。

携帯電話サービスの内容


携帯電話サービスの内容は各社とも非常に複雑であるが、以下に簡単化して述べる。 2010年1月、中国移動通信の大連市西安路店にあった宣伝用資料による。 下記は大連での内容であり、省・市によってプラン内容が異なっているため必ずしも下記の通りではないため注意。「相手からの電話着信は無料」とあるのは、中国では伝統的に発信者と着信者がコストを折半してきており、最近までは着信にもコストがかかった。また、自分にかかってきた電話相手に一般的な呼び出し音ではなく自分の好きな音楽を流す(ドコモのメロディコールやauの待ちうたと同様のサービス)「彩鈴」(ツァイリン)は毎月5元、SMSは「短信」(ドゥアンシン)と呼ばれ1通1角、写真を添付して送るのは「彩信」(ツァイシン)と呼ばれて1通5角である。なお、1元(ユェン)は10角(ジャオ)で、1元は現在約13円。

中国移動通信のサービス内容

中国移動通信の2Gサービス内容


中国移動通信は以前、おもに市内向けにかけるユーザーのための「本地通」(ベンティ-トン)、おもに全国に電話するユーザーのための「神州行」(シェンジョウシン、「神州」は中国の美称)、海外にも電話する人のための「全球通」(チュェンジョウトン)のサービスがあったが、2010年1月現在次のサービス内容がプロモーションされている。

  • 神州行(英文名:EasyOwn)

「神州行大衆カード実用套餐」は月額20元で、地元(本地)への電話は300分内は毎分2角、300分以上は毎回毎分3角で、相手からの電話受信は無料、相手番号の通知、彩鈴は無料。:「神州行長途カード」は月額20元で、地元への電話は毎分3角で、国内長距離電話は毎分1.5角で、相手からの電話受信は無料、相手番号の通知、彩鈴は無料。::「神州行長話カード暢聊套餐」は月額20元で、地元へは08:00~21:00が毎分3角、21:00~08:00は毎分2角、国内長距離電話は毎分19角で、相手からの電話受信は無料、相手番号の通知、彩鈴は無料。:

  • 全球通(GoTone)

「全球通58套餐精英版」は月額58元で、電話は地元(本地)でも国内長距離でも200分、パケット通信量は10MBまで、彩鈴が無料。現在、地元への電話はさらに30分、パケット通信量はさらに30MBをサービスしている。「全球通88套餐精英版」:は月額88元で、400分まで無料など、「全球通128套餐精英版」は月額128元で、700分まで無料など。

  • 動感地帯(M-Zone)

「動感地帯」(ドンガンディダイ、生き生きした場所という意味)は比較的新しい、若者向けのサービスで、月額25元で、SMSは300件まで、パケット通信量は30MBまで無料。電話は地元(本地)へ200分、パケット通信量は10MB、彩鈴が無料。電話は地元向けに08:00~21:00(月~金)が毎分3角、21:00~08:00(月~金)、土・日は毎分2角。他に、学生向けの特別サービス(校内では無料)などもあり、インスタントメッセンジャーQQに携帯電話で参加するのにもよく使われている。

以前の「本地通」(月額料金なし)、「神州行」、「全球通」も、すでに契約したユーザーにはサポートしている。

中国移動通信の3Gサービス内容


中国移動通信は2009年からTD-SCDMA3Gサービスを行なっている。3Gの本格稼働の初年度から、ノートパソコン会社と共にデータ通信端末をノートパソコンにバンドルし、どこでも使えるようにしたキャンペーンを展開している。現在、次のようなサービス内容になっている。

  • 動感地帯網聊套餐G3版

利用は毎月25元で、市内の電話は08:00~21:00が毎分3角、21:00~08:00は毎分2角、SMSが300件、受信、無料。現在、電話およびテレビ電話が50分、パケット通信量が30MBまで、無料。学生用割引(校園版)料金もある。

  • 全球通88套餐G3版など

全球通88套餐G3版は、毎月88元で、電話およびテレビ電話が全国へ200分、彩鈴、パケット通信量500MBが無料で、市外での電話料が毎分2角、など。その他、:全球通128、188、228、288、388、588、888套餐G3版(電話およびテレビ電話の無料時間が徐々に増えて、パケット通信量は388套餐以降は1GB)がある。

電話以外では、ノートパソコンUSB接続して使うデータ通信端末を聯迅が製作したものを販売している。9か月使えて、値段は1300元。上りは384Kbps、下りは2.9Mbpsで、900/1800/2100/2025MHzをサポート。遼寧省で使えて、遼寧省以外では利用料金が高くなる。 ノートパソコンにUSB接続して使う3G利用カードについては以下も、2010年1月に大連市青泥窪橋の大商グループ電脳広場で調査。

中国聯合通信のサービス内容

中国聯合通信の2Gサービス内容


中国聯合通信の2Gは、GSMのサービスを行なっている。

中国聯合通信の3Gサービス内容


中国聯合通信は2009年からW-CDMA3Gサービスを行なっている。


    中国聯合通信の3Gサービス

    1)電話超過は毎分1.5角、テレビ電話超過は毎分9角、パケット通信量超過は毎MBにつき3角。

    2)学生用の毎月66元のサービスもある。

携帯以外では、ノートパソコンUSB接続して使うデータ通信端末は中興通迅が製作したものを販売している。12か月使えて、値段は1000元。毎月150時間、1.5GBまで使えて、これを超えると毎時6元する。上りは460Kbps、下りは7.2Mbpsで、中国全土で同じ利用料金で使える。

中国電信のサービス内容

中国電信の2Gサービス内容


中国電信の2Gは、CDMAでサービスを行なっている。

中国電信のPHSサービス内容


「小霊通」(PHS)はこれまで固定電話会社が携帯電話事業に参加できるように発展してきたもので、いまは中国電信が引き受けている。番号は固定電話と同じで(例えば、遼寧省大連市では0411-xxxx-yyyy)、同一市区内では使えるが、市区外ではエリアであっても使用不可能で、また過疎地域離島などでは圏外で使えない場合が多い。利用費用は一般的に安く、毎月18元の使用料で、電話料が毎分1角、SMSが1通1角。以前はSMSを他のキャリアへ送れなかったが、数年前から同じ費用で送れるようになった。2009年から、PHSを普通の携帯電話へ変更するキャンペーンが行なわれている。

中国電信の3Gサービス内容


中国聯合通信は2009年からCDMA2000G3サービスを行なっている。

携帯以外では、ノートパソコンUSB接続して使うデータ通信端末は華為技術が製作したものを販売している12か月使えて、値段は1020元。毎月133時間(毎日50分間)使える。上りは1.8Mbps、下りは3.1Mbpsで、市内(大連市)で使えて、市外では利用料金が高くなる。

SIMカードの入手


すべての携帯端末はSIMカードを使っているので、SIMカードの入手がすなわち携帯電話サービス会社との契約となる。これには、端末を買ってから、脇にある携帯電話サービス会社のデスクへ行き、携帯会社のサービスから自分に合ったものを選び、身分証またはパスポートを見せて、SIMカード所有権証と一緒に入手する。SIMカードは街中のマガジンスタンドなどでも売られている。旅行者など使い捨てとなることが分かっている場合はこのようなところで買った方が書類への記入などもなく、すぐに手に入るため便利ではあるが、本来は身分証明書を持って購入する物であるため他人の名義で契約されている。そのため長期間継続使用する場合はキャリアの窓口で購入した方がよい。継続使用する場合は、使用開始したあとに銀行やキャリアの窓口で2回ほどそのカードへチャージしてからチャージ証明書を持ってキャリアの事務所へ行き手続きをすれば、所有権を自分のものに変更できることもあるが、地区や担当者によっても対応が異なる。キャリアがSIMカードを使用停止にする可能性もあるので、注意が必要である。

支払い方法


以下、支払い方式は契約内容や契約した省、地域により可能なものと不可能なものがある。

  • プリペイド式(先払い方式。パスポートがあれば外国人でも簡単に契約可)。
  • 契約している携帯電話会社の営業所で現金、銀聯カード、クレジットカードなどでの支払い。
  • 契約している携帯電話会社のウェブサイトから中国の銀行のインターネットバンキング、クレジットカードで入金。
  • 街角の「移动电话充值卡」などの表記がある商店、雑誌/新聞スタンド、コンビニ、スーパー、携帯電話ショップ街、パソコンショップ街など各所で販売されている携帯電話の入金用プリペイドカード(充值卡)を買って入金専用電話番号に電話して入金する。
  • 淘宝网などにあるインターネット上の店舗で各金額の入金用パスワードを購入して入金専用電話番号に電話して入金する。
  • お財布ケータイ(手机钱包=中国移動の場合)の残金からの支払い。

などの方法がある。

携帯電話会社によっては全国共通で使える入金用プリペイドカードもあるが、基本的には地域ごとにその地域で契約したSIMカードにしか使えない地域専用の入金用プリペイドカードが多く、多くの場合、自身が契約した地域以外や国外からの入金はインターネット経由で支払う場合以外は、あらかじめ充分に入金しておくか、友人、知人など自分が契約した地域に滞在している人に連絡して代理で入金してもらうなどの方法を取る必要がある。

  • ポストペイド式(後払い方式。通常、外国人の契約には企業や中国人の保証人が必要)の場合。
  • 請求書を持って契約している携帯電話会社の営業所、コンビニなど請求書に表記された支払い可能な店舗で支払う。
  • 予め設定した中国の銀行口座からの自動引き落とし。

電話サービスの問合せと報告


中国移動通信に例を取ると、携帯電話で10086が問合せ番号で、中国語、あるいはいくつかの都市では英語や日本語で応じてくれる。現在のプリペイド料金の状況は、この番号に「113」(地域によって異なる)のみの書いたSMSを送ると、すぐ今月のこれまでの利用料金と現在の残金を中国語で答えてくれる。毎月10日ごろ、次のような内容で前月の使用料金の報告がSMSで報告が送られてくる。(地域によって異なる)




    日本語漢字:您的09年12月総額56.50, 月基本費0.00, 増値業務費14.60, 語言通信費51.90, 集団客戸業務費0.00, 代収費0.00, 補収費0.00, 減免10.00, 直接回複”1”可免費査詢話費分項明細

何日・何時何分に、どこへ電話して、いくらかかったかの状況は、上のSMSに対して「1」を返信すると送られてくる。また、インターネット上や各キャリアの事務所にある特殊な機械で、パスワードを使って調べることもできる。

中国における携帯電話の特徴


  • GSM、TD-SCDMA、WCDMA、PHSなど複数の通信方式がある。
  • ほぼすべての人たちはプリペイド契約で利用している。ポストペイド契約もあることはあるが、利用されていない。
  • ロシアなどと同様に、これまでは月額料金はなく、すべて受信時も費用を半額負担していたが、2007年ころより月額料金を払い受信時には費用を払わなくてよい方式も導入されて、新規契約者は後者の方式利用が多いが、ので、要注意。
  • 公共交通、病院など場所を問わず音量も問わず通話をし、特に規制や通話を控えるように促すようなアナウンスは日本独特のもので、中国も含めて外国ではない。
  • 携帯電話機の製造販売と携帯電話サービスの提供会社が独立して営業しているが、日本のように携帯電話会社による月額料金+電話機本体の月賦でのセット販売も多少あることはある。
  • 政府が料金を統制しており、日本と比較して全体的に低コストで携帯電話を利用できる。
  • 農村部では固定電話インフラの代替として普及を進めているため、利用開始時期が早いGSM方式では山奥や高所でも携帯電話会社のアンテナが建設されていて通話ができる。
  • 一般の携帯番号は、頭の番号はすべて1で、全部で11桁である。小霊通(PHS)はこれまで固定電話会社がやってきたので、固定電話と同様に市外局番のあと8桁(大都市)または7桁(中小都市)で、市外局番の例としては、北京が010、上海が021、大連が0411などである。
  • SMSがすべての携帯会社へ相互に通じている。携帯電話でのインターネットEメールは一般的ではない。
  • 中国移動通信のサービス「動感地帯」などでインターネットの利用が増加している。
  • 電話の相手に呼び出し音ではなく音楽を流すメロディコールのようなサービス(中国語:彩鈴=ツァイリン)も存在している。

携帯電話における問題点


  • 携帯電話機の窃盗品の販売も盛んである。これはSIMカードを交換すれば端末を問題なく使用できることや、携帯機の中古市場も盛んなことが原因と思われる。
  • 携帯電話機の盗難につれて、SIMカードも失われて、中古として出回ることも多い。SIMカードについては、名義が自分のものであれば、すぐ身分証またはパスポートを持って携帯電話会社の事務所へ行くと、プリペイドカードの残金と一緒に前と同一電話番号で再発行してくれ、盗難したSIMカードは無効にしてくれるので、被害は少ない。
  • 山塞機と呼ばれる有名メーカの携帯電話機を模倣した低品質、高品質の模倣製品が大量に製造販売されている。
  • ブランド品の偽物の電池が大量に出回っており、これによる爆発などの事故が起きている。

日中の間で


最近は日本と中国の間で人事の交流が特に盛んで、日本で携帯を使ってきた人が中国へいって携帯を使ったり、中国で携帯を使ってきた人が日本へいって携帯を使ったりするケースが増えている。日本も、中国もそれぞれ違った携帯電話のビジネス習慣を培ってきたので、3Gの世代になったいまでも、携帯電話機を自由に使える環境を育てていない。

日本を出て、中国で携帯電話を使う


日本の携帯電話環境に育った人は、中国の携帯市場は大変おおらかな半面、プリペイド携帯以外はない大変危険な市場とみる。こうした人たちが中国へ短期出張または旅行する場合は、ほぼ日本の携帯サービス会社の国際ローミング・サービスを使っている。これは中国でSIMカードを簡単に入手すれば中国の携帯サービスを使えるという概念に希薄なためと、日本の会社が値段の比較的高い国際ローミングも社員に支払う習慣があるためといわれる。(中国の会社では、社長から平社員まで携帯電話料金はすべて自分持ちで、会社に請求する習慣はない。)ただし、国際ローミングをしている人に連絡するのは、当地の人たちは日本へ国際電話をかけねばならないので、中国では嫌われている。

中国に長く滞在する人は、中国の携帯端末を買って、もちろん中国の携帯サービスを入手する。この際はSMSは中国語またはローマ字になるので、上述のように日本語入力ソフトを自分で追加するか、また日本から持ってきた電話機(中国語はできない)を中国で使えるようにSIMロックをはずしてもらい(電子城などで100元くらいでやってくれる)、中国のSIMカードを入手して使う。多国語の入力に便利なブラックベリーを使ったり、またiPhoneを持ち込む人も出ているが、例えば2009年10月28日以降製造のiPhoneはロックをはずすのがさらに難しくなり、一度電源を切るとパソコン側から特殊ソフトで再操作しないとロックが外れないなど、アップルはさらにロックはずし難しくしている。

中国から出て、日本で携帯電話を使う


中国の携帯電話環境に育った人たちは、日本の携帯市場は携帯端末と携帯サービス(SIMカードの入手)が十分アンバンドルされてない、未発達市場と見ていて、米国並みの独占禁止法もない携帯電話サービス会社主導の管理市場と見る人が多い。特に自分が慣れ親しんだ携帯を日本では使えない(SIMカードを売ってくれない)ので、残念に思っている人が多い。日本へ短期出張または旅行する場合は、国外出張などはまだめずらしいせいもあり、中国あるいは日本で日本の携帯電話をレンタルして、日本へもって行く人たちが多い。いくつかのGSMを使っている国用には、中国電信がその国で使えるプリペイドSIMカードを中国の空港などで売っていて、これを使って出張先の国にでの連絡、本国への連絡をしている。

中国から日本へ長期出張する人たちは、日本の携帯電話と携帯サービス(SIMカード)を入手してから、自分で慣れ親しんだ(中国の)携帯電話端末へSIMカードを入れ替える以外に手はない。中国のiPhoneは中国聯合通信のサービスとバンドルして売り出しているが、WiFiを使えなくしているので、その意味と価格の点で日本のiPhoneは人気がある。

中国の人が日本で国際ローミングををする人は費用がかかるので少ないが、日本での利用には国際ローミングに使用する各ネットワークに対応した携帯電話端末が必要となる。国際ローミング中の通話料金は契約している中国の携帯電話各社の国際ローミング料金に準拠しており、国際ローミング中に使用できるサービス、料金体系は各社で異なっている。中国移動と中国聯通の契約者はNTTドコモおよびソフトバンクモバイルのWCDMA方式ネットワーク(随時、端末の設定で選択可)、中国電信の契約者はKDDIのネットワークを利用して日本での国際ローミングサービスを利用できる。

用語集


  • 手機 (ショゥチー Shouji) - 携帯電話機
  • 彩鈴 (ツァィリン Cailing) - かかってきた相手に音楽を流す機能 (通常は毎月5元)
  • 小霊通 (シャォリントン Xiaolingtong) - PHS
  • 遊戯 (ヨゥシー Youxi) - ゲーム
  • 動感地帯 (ドンガンディダイ Donggan Didai) - 生き生きした場所の意味で、中国移動通信SMSインターネット接続を多用するのに適した若者向けサービス名称
  • 下載 (シァツァイ Xiazai) - ダウンロード
  • 上伝 (シャンジュァン Shangzhuan) - アップロード
  • 電子城 (ディェンツチェン Dianzicheng) - ビルまたは地下街がすべて電機・電子製品の店になっているところで、携帯電話を売る店も沢山ある
  • 手機広場 (ショゥジーグァンチャン Shouji guangchang) - 携帯電話販売の店が沢山あるビル全体またはビルの一角
  • 充値 (チョンチー Chongzhi) - プリペイド携帯へ入金すること
  • 水貨 (シュィフォー Shuihuo) - 香港など海外用のものを中国で使えるようにしたもので、中国で(まだ)使えない機能を(先取りして)使えるようにしている。中国正規のものは「行貨」(ハンフォ Hanghuo)
  • 視頻 (シーピン Shipin) - テレビ電話

  • 打電話、接電話 (ダーディェンホァ Dadianhua、ジェディエンホァ Jiedianhua) - 電話をかける、電話に出る
  • 短信 (ドゥァンシン Duanxin) - SMS (通常は1通1角)
  • 発短信、収短信 (ファードゥァンシン Faduanxin、ショウドゥアンシン Shouduanxin) - SMSを出す、受ける
  • 彩信 (ツァィシン Caixin) - 写メール (MMS、通常は50KBまでで、1通9角)
  • 套餐 (タォツァン Taocan) - もともと昼食セット・夕食セットなどに使われるレストラン用語で、携帯電話の各種サービスをセットにしたプランのこと
  • 互聯網 (フーリェンワン Hulianwang) - インターネット
  • 郵箱 (ヨゥシァン Youxiang) - メールボックス、Eメール先
  • 屏幕 (ピンムー Pingmu) - 端末の画面
  • 鍵盤 (ジェンパン Jianpan) - キーボード
  • 藍牙 (ランヤー Lanya) - ブルートゥース
  • 充電器 (チョンディェンチー Chngdianqi) - 充電電源
  • 三代 (サンダィ Sandai) - 第三世代携帯電話(3G)
  • G3 (ジーサン Jisan) - 中国移動通信が3G初年度の2009年に、ノートパソコンに3G機能を組み込んで共同販売した特別キャンペーン

関連項目


脚注



外部リンク


*ちうこく
けいたいてんわ
けいたいてんわ



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』